パーシャルYouTuberという概念を語る
毎日ブログを書こうとするとネタに苦しむわけだけれども、ネタを生み出す訓練をしているのだと言い聞かせて、なんとか今日も文字をひねり出していこうと思う。
1年くらい前からバーチャルYouTuberという存在が人気らしい。キズナアイを筆頭に、輝夜月とか、ミライアカリとか、電脳少女シロとか。といっても、ごくごく最近までは全く興味も湧かずに言葉くらいしか知らない存在だった。
ところが10月になって「カスタムキャスト」というアプリがリリースされた。これはスマホでバーチャルな美少女キャラを作ることができるアプリである。これが楽しい。なにこれ楽しい、かわいい。追いかけるようにVカツというアプリもリリースされて、これもまたかわいいのが作れる。
私にもかわいいは作れる!私はかわいい!
そんな脱線もしながら。
すっかりバーチャルなキャラ作りにハマった私は、既に活躍しているバーチャルなキャラクター、つまりはバーチャルYouTuberという存在を改めてしっかり見てみようと思ったのである。
「はい、どうもー バーチャルYouTuberのキズナアイです」
バーチャルYouTuberという言葉を最初に言ったのが誰なのかは分からなかったけれども、キズナアイちゃんは毎回この言葉で登場するらしい。ユリイカの記事に書いてあったし、実際に見ていても毎回、この言葉で登場しているように思う。
バーチャルYouTuberというのは、2Dだったり3Dのキャラクターに、生身の人間が動きと声を当てて作っている。一般的なアニメと違うのは、中の人が明確にキャストとして公開されることがほぼないということである。中の人などいないのだ。
とはいっても中の人のキャラクターが見え隠れするようなバーチャルYouTuberも当然いる。その辺りは運用次第っていう世界なんだろう。つまりバーチャルだったり、リアルだったり、その境界線を行ったり来たり。
これはバーチャルならぬパーシャルでもあるのだなぁと。パーシャルYouTuberだ。
「バ」じゃないよ。「パ」だよ。
パーシャル(Partial)という言葉からは冷蔵庫なんかを連想しがちだが、これは「部分的な」という意味がある。だからパーシャルYouTuberなら「部分的にYouTuber」という意味になる。
バーチャルを単にもじった様でいて、意味が通じてしまうあたり運命的だ。
YouTubeというプラットフォームに縛られずに活動するのが、パーシャルYouTuber。才能があればあるほど、活動範囲をYouTubeに限定する意味もあまりないだろうし。
パーシャルVTuberという言い方もできると思う。部分的にVTuberというパターンである。リアルが出てきたりバーチャルになってみたり、そんなVTuber。
ちなみにこのパーシャルYouTuberという言葉は、私が最初に言いだしたのではなく、Twitterなどで検索すると、1年くらい前から数人が既になんとなく思いついて書いているネタである。でもまだYouTuberの中で、実際に名乗っている人はいない様に思う。
そんな誰かがパーシャルYouTuberを名乗る前に、それについて先に書いていたという事実だけ欲しくて書きましたというのが、今日の文章。実にいやらしい。明日はなにを書こう。
ちなみに気に入ってるVTuberは、おめがシスターズ。技術があって面白い。素晴らしいと思う。
【衝撃】VRでバッティング練習したらリアルでも打てるようになるの?
このネタとか社会派で科学的でテクノロジーにあふれていて尊敬してしまう。おめシスはいいぞ!!