Apple PayのSuicaに、なんとなく現金チャージをしたい話
ウォーキングとかジョギングのコース途中にあった自販機はSuicaに対応していて、しかも100円自販機だったので重宝していた。運動時に現金を持ち歩くのは邪魔だし、意外と重いし汗が紙幣にしみるし。走ってる時はジャラジャラうるさいし。
ところが、ある日、気づいてみると自販機の入れ替えがあり、Suica対応はなくなるわ、130円自販機になっているわで超絶に改悪されていた。あまりの衝撃にコース変更を考えたほどだ。まぁそれは置いておいて。
Apple PayのSuicaは便利だけれどもチャージしないと使えない。クレカでやれば良いだけではあるのだけれども、なんか現金でチャージしたくなることもあるではないですか。未来の自分に負債を押し付けたくないというか。
方法のひとつとして、コンビニのレジでチャージを頼めば、Apple PayのSuicaにも現金チャージはできる。だがしかし、ただでさえ忙しいであろう店員さんに、現金チャージごときで手を煩わせるなんて、小心者の私には少々荷が重い。
そこで思いつくのはまず駅の券売機である。昔はカードのSuicaやPASMOしか物理的に取り扱えないハードウェアだったが、最近はスマホ対応のチャージ機を置いている駅も増えてきているようだ。
JRのサイトなどで設置している駅を検索することができる。チャージ専用機ってやつで、大きな駅でも設置してあったり、してなかったりする。
最寄りの横浜市営地下鉄の駅も、気づいてみればスマホが置けるタイプの機械に変っていた。チャージしようとしたらエラーがでる。よく画面を見てみると「モバイル機器へのチャージはできません」的なメッセージが出ている。いや、なんでいかにも置いてくださいな形にしたんだよと文句も言いたくなったが、そのうち対応するんだろう、きっと。
とはいえ、駅よりも身近であり、よりメッシュな配置がなされているのは、やはりコンビニだろう。10月にセブンイレブンのATMでスマホなSuicaの現金チャージができるようになったのはご存知だろうか? セブンイレブンならあちらこちらにあるし、何よりも機械相手なので、気軽にチャージできる。
1000円からのチャージにはなるが、お釣りも出てくるので大きな札を崩したいときなどにも使えるのではないだろうか。
駅でもコンビニでも操作する時に、どうもエクスプレスカードに設定してあるSuicaに入れたい時、何も操作せずに置くだけではエラーが出るようだ。Walletから選んで解除してから置いてあげないとチャージにまでたどり着けない。本当にそうなのかよく解らないのだけれども、エラーが出た時は慌てずWalletからやってみて欲しい。
あとチャージする機械によって、チャージ機器を操作してからiPhone置く場合と、先にiPhone置く場合があるので少しややこしい。とりあえず画面の指示をよく見よう。
ついでに書くと、セブンのATMだと読み取りセンサー部分が下の方にあるので、iPhoneを上下逆さまにして固定してあげる必要がおそらくある。ここがちょっと少しだけ、ほんの少しだけなんだけれども面倒臭い部分である。
話は少しだけ変って、みずほ銀行のMizuho Suicaなのだが。
新しもの好きな私は、みずほ口座を持っているので初日にさっそく試している。使えるようにするまでの操作が少々長くて面倒なのだが、まぁ終わってしまえば普通のSuicaとして使える。上で説明した現金チャージもできる。
最大の特徴は、みずほの口座から直接チャージできる点である。まぁこれしか特徴はないのだが。クレジットカードを持ってなくても、口座に残高があれば、スマホ単体でチャージできるというのがメリットなサービスである。
クレカ使いからすれば意味なくね?と思いがちかもしれないが、待って欲しい。
このサービス、チャージする時に手数料が要らないのである。口座に金はあるのに財布に金がない。でもコンビニATMでは手数料がかかる時間帯・・・。でもコンビニで買い物したい。
こんな場面が深夜帯であっても、みずほのオンラインが稼働している時間帯なら口座から手数料なしでSuicaにチャージできるのである。ついでにおまけ機能として口座の残高と直近の入出金の取引内容が見れる機能もあるので、そこそこ便利である。
学生さんとか、クレカみたいに引き落としを先送りするのがなんか嫌という人には、なかなか便利なサービスだと思うので、みずほ銀行口座を所有されている人は検討してみてはいかがだろうか。