ほどほどに、ほぼほぼ

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Google+が終わるという話 ストリーム編

昨日は来年の夏に終わりを迎えるGoogle+について書いた。

 

 

しばらく、このネタで引っ張れば、ネタ出しに苦しむこともなくなると気が付いた私は、思い出話に花を咲かせるという安易な方向に走ることにした。昨日はGoogle+の最大の特徴である「サークル」システムについて書いたが、今日は「ストリーム」について書いていくことにする。

 

「ストリーム」とは、Twitterで言うところの「タイムライン」に相当するものである。「流れ」を意味する言葉だけれども、言葉通りに初期のGoogle+では自動更新でポストがリアルタイムにどんどん流れていた。

 

だがしばらくするとGoogleは自動更新をやめた。流れは止まった。もはやストリームではない。だが名称はストリームのままだった。

 

ストリームの日本人には理解しがたい特徴は、時系列表示じゃないし、フォローしている人の全てのポストが表示されるわけではないところだろう。なんでアメリカ人は時系列にしないんだろうか。シンプルイズベストといったのは君達じゃないのか??

 

ポストが全て表示されるわけではないという部分だが、ユーザーの間では「間引き」と呼ばれていた。シンプルに全部表示しろよとしか思えないのだが、なんか「あなたに興味ありそうなものだけ表示してあげる」的な余計なお節介をGoogleはいつもしてきやがる。やめてほしい。自分のプロフィールなストリームを表示しても、自分のポストが間引かれていたりした。頭がおかしい。

 

サークル別にストリームに流れる量をコントロールする調整機能なんかもついていた。例えば「写真」「野球」「政治」みたいなサークルにしてたとして。写真は中くらい、野球はめいいっぱい、政治は最小でみたいな調整をして、ホームのストリームに表示することができたのだが。ちなみに全部流すという設定はなかった。いや、完全表示な設定もよこせよ、ばか。

 

まぁ限定公開とかのせいで、公開範囲がややこしいものをストリームに表示するにあたって、いろいろと処理をするために、複雑怪奇な仕様にしてごまかしたんじゃないかって思うのだが、なんにせよ評判は悪かった。

 

話はちょっとそれるのだが、Google+のコメントシステムはスレッド式である。ポストの中にスレッドでコメントがつけられていく方式だ。Twitterなどと比較すると、多人数での話題が共有しやすく分かりやすいというメリットがあるとは思う。

 

ただ、まぁ足を止めて語り合う掲示板的なポスト内コメントと、ポストそのものがどんどん流れていくストリームというシステムは、そもそもが矛盾した存在なのではないかと思わなくもない。

 

その辺を解消するためか、初期の頃はコメントが新規に入ると、ストリームに既読なポストがまた表示されるみたいなシステムになっていた記憶がある。ホットなポストがわかるメリットもあるが、興味がないポストが何回も出てきたら、それはそれで地獄である。

 

Twitterでは「いいね」がタイムラインに出てくるのを嫌がる人が多いけれども、Google+にも同様の機能があった。「いいね」に相当するのは「+1」というやつなのだけれども、これをするとフォロワーのストリームに流れちゃうというものだった。

 

ただTwitterよりマシだったのは、自分の+1を流さないという設定そのものはできたことである。ただ他人の+1も表示しないという設定はなかった。なんだろうね、興味関心でつながりを広げよう的な欧米サービスの発想って。要らんからオフにする設定を用意してくれ。

 

文字数が今日のノルマに達したので、明日へ続く。

 

これもうきっとGoogle+ガイドブック 1.導入編

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振り返って見ると多機能なんだけど、複雑なだけなんだよね