ほどほどに、ほぼほぼ

「ほどほぼ」って呼んでね。なんとか毎日更新中

時間が経ったら再評価することを意識したいという話

毎日ブログを書こうと決めてから、なんとか半月ほどは継続できている。なんとなく朝の7時半に更新しているのだけれども、これ夜の7時半の方がアクセス増えるんじゃないかと思いつつも、とりあえずは朝更新でしばらく続けてみようと思う。

 

先日、YouTube Musicについて記事を書いたのだけれど。

hodohobo.hateblo.jp

 

この中で、YouTube Musicにはランキングがないからダメだ的なことを書いてみた。だからというわけではないのだけれども、数日経って

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トップチャートという形でランキングが導入されていた。まぁ普通の音楽サービスでランキング、チャートがないというのは考えにくいので、そのうち実装するとは思っていたのだけれども。

 

YouTube Musicは日本の音楽サブスクとしては最後発なスタートで、国内で本格的にスタートしてから3年も経ってからの参入な訳で、この辺はスタート時点でクリアして欲しかった。あんまり先行したサービスの研究してない印象なんですよね。元々のYouTubeの時点で音楽サービスとしてトップだろみたいな傲慢が透けて見えるというか。

 

一般的に人って一度評価を決めてしまうと、後から再評価する機会を設けないよなって思うのですよ。だけれども人でも、サービスでも、時間とともに変化するわけで、初期の段階で「ダメだ」と思っても、その後に成長するかもしれないわけだから、時間を置いて再評価する機会を意識して設けないとダメだよなぁと思うのです。

 

サブスクに関していえば、初期の頃に使って「全然ないじゃん」と思ってしまった人は、その後に再度試すことなく10年くらい経っても「全然ないでしょ」と言い続けるとか珍しい話でもないと思う。サービスの提供側にとっては怖い話だと思うんだが、実際問題として知識情報の上書きをしない人というのは社会にそこそこいる。

 

だから新しいサービスはスタートダッシュ決められるくらいに完成度を高めておかないと、一瞬で落第扱いされてズッコケちゃったりする。もうちょっとダメなものでも最初くらいは許容する社会でありたいよねと思うしかない。

 

ちなみに電子書籍Kindleというサービスがある。私の中のKindleの評価は「ライブラリ管理がクソを超えたクソ」というものである。2012年の日本参入時からずっと思っている。ずっと思っているというのは、ちゃんと定期的に使い続けてみて、変わらずにライブラリ管理がクソなのを確認している。

 

なんで、あんなクソなのに業界のトップランナーなのかが不思議でならないのだが、上で書いた知識情報の上書きをしない人みたいな話と同じであり、一度利用するサービスを決めてしまったら、そうそう人はそれを変えないし、関連する情報も集めなくなってしまうものなのだ。

 

特に電子書籍みたいなDRMのあるサービスは、あるストアで買ったものは、別のストアのリーダーで読むことはできない。常用ストアを変えても過去のライブラリ資産を移行することができない。

 

だから最初の選択の時点で、失敗が許されない。だから安易にトップシェアのサービスを選びがちになるのである。あんなにクソなのにね、Kindle

 

書籍っていうのは、やっぱお国柄がでる分野だと思うんですよ。Kindleを使っていると、アメリカ人ってのはシリーズ物の本を読んだり書いたりする習慣がないのか?とおもっちゃったりするわけです。

 

日本人にとってのベストな環境を整えられるのは、やっぱ日本の電子書籍サービスだと思うんですよね。だから、これを読んでいてKindleを使っている人は、ちょっと国内サービスにも目を向けてみて欲しいのです。Kindleで感じていた不満があっさり解消しますよ。電子ペーパー端末を使いたいなら我慢してKindleですけどね。

 

私はBookLiveを使っています