シロを勝ち取る弁護士がクロく、白い歯を求める歯科医師が黒い
いよいよ始まりましたね、「みんなで筋肉体操」の新シリーズが。前回の初登場は実に衝撃的でした。数々の名言が飛び出しましたね。新シリーズというと、えてして作り手は何か手を加えたがるものですが、見た感じ、前回のスタイルをそのまま踏襲しているようです。確立された方法を無駄にアレンジしない。まさに筋トレと同じというわけですね。
【みんなで筋肉体操】腕立て伏せ2/Push-ups ~続・厚い胸板をつくる~
なんでも近畿圏では放送されていないと聞きました。ですが放送直後にNHK公式チャンネルにてYouTubeに公開されているので、ネットがあればすぐに視聴可能です。
今回の「腕立て伏せ」で良かったのは、「ペース配分はしないでください」「きつくてもつらくない」「そこまで下ろさなければ腕立て伏せ掛けですよ?」などが良かったなーと思いました。
今回の放送は副音声で英語もあるんですよね。庭師の村雨さんが担当しているそうで。「筋肉は裏切らない」は「まっそーねばーらい」になるみたいです。村雨さん、声もイケメンですね。
小林弁護士がやたらめったら黒くなっていましたね。どんだけ黒いんだよって思いました。法廷でシロを勝ち取る仕事なのに、クロになって大丈夫なんでしょうか? 少しだけ心配です。
あと新キャラが地味に出ていましたね。歯科医師の嶋田先生。この方もすごく黒い。どんだけ黒いんだよって感じでした。妻の作るプロテインケーキが好きだそうです。また濃そうなキャラが出たなー。
白い歯を理想とする職業で、あんなに黒くていいのかと思うんですが、もしかしたら、あの黒さによって対比で自分の歯が白くなったと客は錯覚できるのかもしれません。やり手ですね。歯を抜くときとか、筋肉でぶっこぬいてくれそう。
俳優、弁護士、庭師、歯科医師とくると、次は漫画家とか小説家とかどうでしょう。筋肉に縁遠い生活を送ってそうなので、マッチョな作家ってインパクトあると思うんですよね。
筋肉体操は自重でできる筋トレなので、自分の家でできるじゃないですか。ぜひ作家の方には番組を見ていただいて、ご自身の健康に向き合っていただきたい。作品作りは健康な身体があってこそですよ。
ところで筋肉体操に筋肉キャラで売ってきた芸人が出演できないのがかわいそうといえばかわいそうですよね。職業イメージとのギャップでまず面白がらせる構造なので、今まで筋肉で売ってきた人はイメージギャップがないから採用されないわけですよ。せっかく筋肉が売り物になる時代になったのに、自分の筋肉が売り物にならないって、そんなオチありますかね。頑張れ!
Tarzan(ターザン) 2018年12月13日号 No.754 [自体重トレ173] [雑誌]
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