【2020】ソフトバンクからワイモバにオンラインで乗り換えた

安くしたいのでワイモバイルへ

ソフトバンクと契約したのは、iPhone 3Gの時。そこからずっと使っていたわけですが、ワイモバイルにMNPで乗り換えました。理由としては安くしたかったから。でも多くの格安SIMみたいに速度的な不安があるのも嫌だったので、そこそこ大丈夫そうなワイモバイルに。PayPayの優遇が続くのも選択理由です。

ワイモバイルのオンラインストアから手続きする

店舗に行くと変なものを契約させられるという恐怖を抱いている私は、携帯に関してはオンラインで買うことにしています。今回は自分でSIMロック解除したiPhone 7 Plusをそのまま使うので、SIMカードだけ買います。

通常、MNPをする場合は元のキャリアからMNP予約番号というものを発行してもらう必要があります。ですが、とりあえず2020年のソフトバンクからワイモバイルへのMNPに関しては、オンラインでやる分には事前の手続きは全く必要ありませんでした。内部的には自動で発行されているのか、グループ会社だからそもそも要らないのかはわかりません。

ワイモバイルのオンラインストアからの手続き中に指示に従って、マイソフトバンクへログインするだけで名前、住所などの必要な情報がワイモバイルへと引き継がれ、MNP予約番号も必要ありません。あえていえば、新しい支払いのクレジットカード番号だけ入力が必要でした。身分証のアップロードすら必要ありませんでした。手元に用意してたのに。

あえて注意点を書いておくならば、連絡先電話番号が必須なのですが、ここにMNPしようとしている電話番号は指定できません。別の連絡先を用意する必要があります。携帯電話1個しか番号がない人は困るかもしれませんね。

届くまでの期間

当日だったか翌日くらいに「審査開始のメール」が届いて、3日めくらいの午前には出荷メールが来て（中身を見たら出荷は前日にされていた）、午後には届きました。佐川で届きます。

届いたあと

ワイモバイルのオンラインに関してネットで調べると、「出荷は先に行われて、審査結果はまた別の話」みたいなものが検索に出てきます。「だからモノが届いても審査落ちで返送する必要がある場合も」あるそうです。

ですが今回の場合はMNPだからなのか、中の書類を見る限りでは、「切り替え手続きをすればすぐOK」みたいな感じでした。最終的に審査結果メールみたいなのも特に届きませんでした。

切り替え手続きはワイモバイルのセンターに電話します。自動ガイダンスなので人と喋る必要はありません。10時から19時の間に電話して、契約電話番号と4桁の暗証番号を入れればOKです。電話は別に他の電話から掛けても問題ありません。

私の場合は朝の10時ちょうどくらいに切り替え手続きして、10分ちょいで切り替わりました。1〜2時間くらいかかることもあると聞いていたので、あっという間に切り替わって驚きました。

SIMカードの入れ替え

切り替え手続きの電話をした後に、そのままiPhoneを電源入れっぱなしで置いておくと、キャリア名が消える瞬間があります。この瞬間にソフトバンクとお別れしたことになります。さようならソフトバンク、今までありがとう（とはいえ結局ソフトバンクなんですが）。

そうなったらiPhoneの電源を切って、SIMカードを物理的に入れ替えします。

SIMカードの入れ替えだけでキャリア名にはY!mobileと出てきます。これだけで通話はできる状態ですが、データ通信ができない場合があります。APNというのを設定する必要があります（必要ない場合もあるらしい）

APN設定のためのプロファイルをダウンロードする必要があるのですが、ここでWi-Fi環境が必須となります。用意してから手続きを進めましょう。プロファイルの場所は「ワイモバイル　APN」でググればすぐ出てきます。

メールアドレスなどの設定

あとは各種設定をするだけです。マイワイモバイルなどの利用開始手続きや、ワイモバイルからもらえるメールアドレスなどを、各アプリに設定していくだけ。普通のメールとしては「@yahoo.ne.jp」が、MMSとして「@ymobile.ne.jp」がもらえます。

実際の速度など

評判通り普通に速いです。ソフトバンクを使っていた時と体感上は変わりません。むしろ速いまである。これで安くなって、10分以内の通話も無料なのでいいことしかありませんね。もっと早く乗り換えればよかった。

今まではソフトバンクのミニモンスターで頑張っていたので、1GBで3980円でした。しかもミニモンスターは1GB超えたら速度制限ではなく、強制的に2000円上がって通信枠が2GBに増えるのです。2GBで5980円です、マジかよ？　月末に微妙に1GB超えたなんてことになったら悲劇です。

一方で契約したワイモバイルのプランは2680円で4GB通信できて、10分以内の通話も無料です。4GBで収まる使い方だったら、もはやソフトバンクが勝てる部分がありません。

ベース金額がもっと安い格安SIMでも通話掛け放題オプションとか付けると、ワイモバくらいの金額になるので、それだったら速度的な問題がなさそうなワイモバイルの方がいいですよね。

掛かった費用

最後にお金の話です。転出のソフトバンクは事前準備として違約金のないプランに変更してあったので、MNP転出料3000円と2月分の月額料金が満額です。やめるときは日割りにはなりません。

あとこないだTwitterで見かけたんですけど、ソフトバンクはやめる月は各種割引が適用されないらしいですね。私は何の割引もない状態だったので大丈夫なんですけど。

一方で転入のワイモバイルは新規手数料の3000円と、2月分が日割りで計算された料金になります。SIMカードそのものはゼロ円です。

出ていくのと入るので6000円ほど手数料が掛かってますが、月で1000円くらい安くなるので半年使えば吸収できますね。以前と違って違約金がなくなっているのも大きいです。ありがとう、総務省！　

それ以上に月4GBまでいけるという精神的な解放感が大きいです。ミニモンスターは通信量とのにらめっこで日々を過ごす必要がありましたから。つらい日々でした。

手続きのタイミング

オンラインでMNPする場合は下旬に入ってからがお勧めです。MNP予約番号の有効期限が10日残ってないと手続きできないというのと、転出側の解約月は日割りではなく満額で取られるというのが理由です。月初に手続きすると、損しかしないってことですね。転入側は日割り計算なので、あまり気にしなくていいと思います

（転出転入月の料金計算は転出、転入共にキャリアによって異なる場合もあるので、それぞれ確認してください）

もっと早く乗り換えるべきでしたね