Apple MusicはCD音源のストリーミング化ができるんだけど
ネタがないので、ここ数日書いているサブスクネタを続けてみようかと思う。私がメインで使っているサブスクはApple Musicである。まぁ基本的にAppleユーザーだからっていうのもあるんだけれども、カタログ規模、機能面的に結局はApple Musicにするしかないなーって感じなのだ。その理由をてきとーに書いていこうと思う。
Apple Musicは日本でサービスが始まった初日から使っているので、もう3年半くらい使っていることになる。けっこう長くなりつつある。MacのiTunesに関しては、そのソフトウェアがiTunesになる前のSound Jam MPだったっけ、そんな名前のAppleに買われる前から使っているので、こちらはもう20年近く使っていることになる。
iCloudミュージックライブラリ
Apple Musicに入るとiCloudミュージックライブラリというシステムが使えるようになる。というか強制的に使うようになる。これはライブラリの同期管理をiCloudを介して行うようにするシステムである。
Apple Musicを聴き放題サービスと知っている人でも、楽曲をクラウド管理するシステムだと知って加入する人は相当に少ない。まぁAppleもそこは大してアピールしてないので仕方ないのだけれども。
具体的にどうやるかだけど、Apple Musicに入った後で、MacやiTunesの設定でiCloudミュージックライブラリをオンにするだけ。そうするとiTunes内の基本的に全ての曲がiCloudにアップロード(or マッチング処理)が行われる。
動画も作ってみました
この処理が終われば、以降はCDをリッピングすれば勝手にiCloudにアップされて、とくに繋いで同期しないでもiPhone側に勝手に表示されるようになる。同じIDの別のiPadでも聴けるようになる。あとはダウンロードするなりストリーミングなりで聴くだけである。
iPhoneが大容量になろうとも音楽で何十GBも持ち運ぶのははっきり言って無駄じゃないですか。1日で聴ききれない量を持ち運ぶなんてどう考えても無駄ですよ。手持ちの衣装をスーツケースにぜんぶ詰め込んで、会社と家を往復するイメージですよ、無駄でしょ??
iCloudミュージックライブラリを使うことで、PCやMacのiTunesに入っている全ての曲が、いつでもどこでも電波さえあればアクセスして聴けるようになるんですよ。全部の曲を持ち運びたいというiPodの理想がクラウドでやっと実現したんです。
ちなみに音楽用iCloudの容量は、通常とは別カウントなので音楽は10万曲まで追加費用なくiCloudで処理可能である。というかApple Musicの代金に10万曲までの場所代が含まれていると考えればいいのかな。
ちなみにクラウド処理するにあたって、iCloudに保存されるデータは全て256kbpsに変換される(母艦のデータはそのままの品質で残るので安心して欲しい)。なので、iPhoneにロスレスだとか、非圧縮で持っていきたい・・・という場合に限ってApple Musicさんはとっても都合が悪いサービスになる。裏ワザ使えばできるんだけど、基本はできませんねっていう話になるからだ。
あとDJアプリみたいにライブラリにアクセスして曲をプレイするようなアプリと相性が悪い。Apple MusicにはDRMが掛かっているから。
というわけで、別に圧縮音源になってもいいよ、DJアプリも使わないよという場合は、Apple Musicだろうが、CDリッピングだろうが、moraで買ったファイルだろうが、e-onkyoで買ったハイレゾ音源だろうが、iTunesに登録した全ての音源が、iCloudに上がって全部聴けるので、とってもハッピーなのである。これが私がApple Musicを使っている理由。
クラウド化できるサブスクっていうと、他社ではGoogle Play Musicがあるけども、あのロッカーシステムはちょっと使い勝手が合わなかったんだよね。アプリもGoogle Play Musicアプリを使わないといけないし。
話は戻って、このiCloudミュージックライブラリの基本を把握せずにApple Musicに加入してしまって、それでいて従来みたいに母艦に繋いで同期転送をしようとしたり、必要のないトラブルを抱えたりする人が多発しているんですよね。
詳しいやり方とか説明は、私のもう一個のブログの記事を読もう!
Appleさんも、この辺りの説明をもっとうまく事前にアピールして欲しいなぁと思うのです。どうも欧米企業のサービスってのは説明不足なことが多いですよね。