街の中で音楽だけ聴くのももったいなくない？

クリスマスの頃に購入したニトリの「ホテルスタイルまくら」なんですけど。最初はね、ちょっと反発がありすぎて好みに合わないかなぁと思う日々だったんですよ。実際、Withingsの睡眠計測スコアも悪い数字で。

でも反発が強くて合わないなら潰せばよくね？と思いまして。寝てないときに湯たんぽとか置いて潰しておいたら、いい塩梅の状態になりました。おかげでぐっすりです。寝過ぎな感じになっています。枕にもエージングは必要ですね。

エージングといえばオーディオ機器ですが、皆様はイヤホンといえば有線とワイヤレスどっちを使ってらっしゃいますでしょうか？　昨今のスマホではイヤホン端子の廃止という力技でワイヤレスへの移行を狙っているフシがありますが、個人的にはもうワイヤレスでいいんじゃねって思っています。

まぁそんなニュアンスの話を以前、どこかのSNSでした時に「ワイヤレスは絶対にダメだ」というおっさんが居たのです。それはなぜかと問うて見れば「電池が持たないからと」言うのです。

いやいや、持たない（保たない）と言っても、普通の外出時には全然OKなレベルじゃないかと思ったのですが、このおっさんは、外出中はずっとイヤホンをしているので、全く足りないと言うのです。

その時に思ったのです。このおっさんはよく自身のことを「空気が読めない、空気って何？」と公言している人でした。「なるほど、外にいるときも自分の世界に閉じこもって、世界からの情報を遮断しているのか、これはなるほど空気読むどころじゃないな、空気がそもそも無いぞ」って、そのときの私は思ったのでした。

もちろん、「ずっとイヤホンで音楽を聴いていると空気読めなくなる」なんて医学的なエビデンスは存在しません。ただ、私が彼からの話で得られた情報を繋げたってだけの話です。

SONYが初代ウォークマンを発売してからはや40年（1979年の発売）です。すっかり街中で音楽を聴くという行為は一般的なものとなりました。世界を変えた出来事といってしまってもいいでしょうね。

でも最近思うのです。そうやって音楽だけに没入していていいのだろうかと。音楽は音楽として素晴らしいものだけれども、今この瞬間を生きるものとして、見ておくべきもの、聞いておくべきもの、感じておくべきものが他にもあるのではないかと。

街中で音楽聴いている時と、イヤホンをしてない時とでは、やはり外界から入ってくる情報が全く違ってくると思うんですよね。そしてその情報は今この瞬間しか存在しえないものなわけです。だからこそ、そういう生の街の音、姿、状況を味わう機会もちゃんと作っておくべきじゃないかなと思うわけです。

というわけで、私はウォーキングする時なども、基本はイヤホンで音楽を聴きますが、意図的にイヤホンを持っていかない日を作ります。そうやって街の音を直接聴く機会を作ると、それなりに面白いものです。季節の移り変わりもより感じられますしね。

外の音も音楽も同時に聴きたいって欲張りな人は、耳を塞がないイヤホンってのもあります。私がもう一個のブログでレビューした記事があるので読んでみてください。

レビューしたSTH40Dもambieも今では5000円前後で買えるので、レビュー書いた当時よりもオススメしやすくなりました。音楽聴いてても外の音が聞こえると、安全面でかなり違うんですよ。女性とかに勧めたいジャンルの製品ですね。

というわけで、今日は外の音を浴びるように聞いてみようよっていう提案でした。言い換えると世界に目を向けてみようよという話ですね。閉じこもってばかりじゃもったいない。

安いワイヤレスも意外といい音を鳴らすよね、最近のやつは

ほどほどに、ほぼほぼ