Twitterの転載を許すな
今日の前書き
今日はベイスターズの今シーズン初の対外試合がありましたね。前回のロッテ戦は雨天中止になってしまいましたが、今回のスワローズ戦は無事に実施できたようです。試合結果は5-3でベイスターズが勝利! 巨人から移籍した中井選手や、ロペス選手の一発もあったようで、幸先のいいスタートです。
キャンプ第三クール4日目。
— 横浜DeNAベイスターズ (@ydb_yokohama) 2019年2月16日
初の対外試合となった東京ヤクルトスワローズとの練習試合(浦添)は5-3で逆転勝利!#中井大介 選手、#ロペス 選手にホームランが飛び出しました!#baystars #春季キャンプ pic.twitter.com/x1Hs3uPkZ8
オープン戦ですらない練習試合ですから、勝ち負けなんてのは二の次だとは思うわけですが、やはり試合は試合なわけで、負けるよりは買ったほうが気分がいいというものです。次の試合も頑張って行きましょう。
中井選手は今シーズンやってくれるような気がするんですよね。正直、よく知らない選手なんですけど(ダメじゃん
でも巨人軍の通算2万本のホームランを打ってましたよね? その試合はたまたまテレビで見てたんですよ。そうそうたるメンツの中で2万本をうっかり打っちゃうところ、持ってる選手だと思うんですよね。優勝へのラスト1ピースは実は中井だった・・・なんてことになるといいですね。期待しましょう。
というわけで、前書きで字数を稼いだところで、今日の本題は「Twitterの転載を許すな」です。
今日の本題
著作権とか、引用とか、転載とか、ここ数日世間を賑わしている話題がありますね。これ話に関わってくる人の数が多くなってくると、議論がとっちらかってくるわけですが、なんでそうなってしまうかといえば、普通の人って想像以上に著作権なんて真面目に時間を割いて勉強したことがないんですよ、たぶん。
車で公道を走るのには運転免許が必要じゃないですか。勉強しますよね、車のことも道交法も。でもインターネットを走る上では免許要らないじゃないですか。著作権とか知っておくべきだと思うのに、知らなくても使えるじゃないですか、ネット。
で、話はTwitterなんですけど、世の中にはTwitterの外にTwitterのネタを持ち出す人がいるんですよ。まとめサイトとかでも、ずらっとツイートをまとめているサイトとかあるじゃないですか。持ち出すのは別にOKなんです。方法さえ正しいやり方だったら。
でも、明らかにダメな方法で持ち出している人がいるんですよね。テキスト部分のコピペです。これをやられると、そもそも他のサイトで使われていることをオリジナルのツイート主は容易には気づけませんし、オリジナルツイートを削除しても、外の世界に残り続けます。大迷惑ですよね。
ツイートの本文部分、テキスト部分をコピぺでTwitterの外に持っていってはいけませんよ! それはTwitterの利用規約違反です。持って行きたいなら埋め込み機能でやろう!!
— 戸手萌比ゆあ (@Yua_Totemopi) 2019年2月16日
正しい方法はブログだったら、このように「ツイートをサイトに埋め込む」から埋め込み用コードを取得して、それをブログに貼り付けます。
ただし一般的にSNSって埋め込みコードは使えないわけで、そういうところにTwitterをネタとして持ち込もうとすると、こんな感じになるわけです。
「ツイートの本文部分、テキスト部分をコピぺでTwitterの外に持っていってはいけませんよ! それはTwitterの利用規約違反です。持って行きたいなら埋め込み機能でやろう!!」
そんなの無視するに決まってるだろwwwwww
テキストをコピペで持っていって、出典のURLをつけるわけです。ただ、テキストのコピペという時点でTwitterの規約違反になります。ただテキストコピペでも、その正当性を主張する方法はあります。著作権法上の引用です。
ただし引用というのは条件を満たす必要があります。いくつかありますが、
- 出典の明示
- 主従関係
- 引用量を最小限に抑える
などがありますね。他にもありますが、今回のツイートの引用に関してはこれだけで話は済むのでこれだけあげておきます。詳しくは「引用」でググって下さい。
出典の明示はURLがあるからOKですね。ここは良いんです。もしURLなかったら即死です。次に主従関係ですが、コピペしてきた文章を従文にしないといけないので、それ以上の分量の主文を自分で書く必要があります。上の例のように「そんなの無視するに決まってるだろwwwwww」だったらアウトです。
最後に引用量の問題です。引用というのは必要な部分を最小限にしないといけません。出典を明記しても全文を引っ張ってきたら、それはただの転載なのです。いいですか、全文は引用ではありません、ただの転載です!
ついでに言っておくと、
こんな感じでツイートのスクショを撮って持ち出す&Twitter内部での利用は論外です。ツイートの利用っていうのはTwitter社が提供する公式な機能のみで許されるんですよね。だからスクショってのはオフィシャル機能でないのでアウトです。
なのでツイートを他のSNSに持ち出すのならば、
- URLのみにして、ツイートそのものはTwitterに飛ばないと見れないようにする
- テキストを「一部引用」に留めて、それ以上の分量の主文を書きつつURL併記
こうするのがTwitterの規約にも著作権法にも引っかからない方法になると思います。
でもこういうこと常習的にする人って、知ってる知らないの問題じゃなくて、俺がルール的な人なんですよね。ダメだって教えたところでやめないんですよ。自分で自分を制御できないのかもしれませんね。
こないだも私のツイートが転載されたんで「削除するか、一部引用にしてくれよ」と言ったら、削除してくれたんですけど。もしかして引用条件とか知らないだけで、一度言えば、以降は一部引用スタイルになるかなーって淡い期待を抱いていたら、そのまま全文転載を維持継続でした。びっくりです。もう何年も常習犯です。
でも著作権法上は私のツイート分しかどうのこうの強制させる事はできませんから、他の方の転載分はどうしようもないんですよね。そもそも転載されている事すら知らないでしょう、他のSNSなんかに持って行かれたら。気づきにくい分だけ悪質な行為だと思います。気づかれないの分かってやってるんだろうな、あれは。
本質的にネット上のどこかに書いたものは、もう制御できずに広まっていくって事はもちろん分かってるんですけどね。ただ、それはそれ。これはこれだと思うわけです。ルールがあるなら、分別ある大人ならそれを守れ! 私が言いたいのはそこです。
そんなわけで、Twitterを外の世界に持ち出すなら、Twitterの規約と著作権法の引用条件を守ってやろうという話でした。また明日!