ほどほどに、ほぼほぼ

「ほどほぼ」って呼んでね。なんとか毎日更新中

サブスク解禁を嫌がってるアーティストさんへ

今日はね、カスタムキャストで男性キャラが作れるようになりましたね。もともと1月中というアナウンスでしたけど、なんとか間に合った形です。

 

 

若い男性しか作れないのがちょっと残念な感じですが、そのうち渋いおじさんも作れるようになると期待して待ちましょう。ちなみに男性キャラに女性向けの服を着せることもできます。

 

今日は前置きはそこそこにサブスクの話です。先日、こんな話を書きました。

hodohobo.hateblo.jp

 

moraさんがサブスク未解禁アーティストをまとめていたよっていう話を取り上げていたのですが、本日、その未解禁の中のひとりだったYUKIさんがサブスク解禁となりました! そもそも彼女はSONY系列の所属なので、むしろなんで今まで未解禁だったんだろうと不思議に思ったりもしますが、聴けるようになったことは素直に喜んでおきましょう。

 

sawabe.hatenablog.jp

 

先日、スカートというバンドがサブスクで聴けるようになったんですけど、その時のメンバーのブログがありまして。

 

さて、あと数十分でスカートの音源の一部がサブスクで聴けるようになる。なってしまう。ポニーキャニオンに入って何度も話し合い、その度に「やりたくない」と言ってきた。でも時代の流れには抗えなかった。

 って、書いてありました。やっぱレーベルでは出そうとしても、アーティストサイドでNG出し続けるケースっていうのもあるんだなって。

 

でも年齢調べたら、まだ40になってないんですよ。人生の折り返し地点にすら差し掛かってない。パッケージが大切だっていう価値観は三十数年の人生で培われたもので間違いはないでしょう? でもそれ以上の長さの人生がまだあるわけですよ。

 

たまたまそのパッケージでしか流通し得なかった時代に生まれたが故に、パッケージが重要なものだと思っているだけかもしれないじゃないですか。なんで純粋な音だけで勝負できるって思わなかったんだろうって思うかもしれないじゃないですか。

 

創造する作家だからこそ、ここから先の未来のフィールドに対してワクワク感を抱いて欲しいと思ったんですけど、意外と頭固いなーとちょっと残念に思いました。

 

いや分かるんですよ。自分のやってきたことが未来のベースにはなるし、別にやってきたことを否定する必要もない。でもやってきたことだけを絶対視するのは、ちょっと思考停止じゃないかなあって思うんです。

 

ブログ中で彼はこう言っています

物があれば残る。その価値がそこに宿る。そこだけに宿る。それが希望だった。

 ここがイマジネーションがちょっと足りてないと思うんです。モノが残れば残るってのは当たり前すぎて何言ってんだって話です。石に文字を刻んでも千年万年残る価値ですよ。

 

でも音楽ってのは人の心に宿ってこそでしょうに。誰かの心に残り続けて、継がれてこそ価値が宿ったって言えるんですよ。CD作るだけだったらその辺の素人でも作るだけ作って、「価値が残せた」って言えちゃいます。あなた、そんなレベルの音楽家ではないでしょう?

 

 

そんなわけで、サブスクに入らなければ、失礼ながら存在すら知らなかった人間が、あなたたちの音楽を聴いているわけです。そんないやいや仕方なくじゃなくて、もっとポジティブにサブスクで何ができるかを考えてみて欲しいですね。

 

大切にしているパッケージはこちら

【早期購入特典あり】君がいるなら(ブートレグCD付き)

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全く新しい人に音楽が届くかもしれない可能性を評価したい