REALITY Avaterの対応が増えたので使ってみた話
REALITY Avaterというアプリがある。今まではiPhone X でしか使えなかったのだが、今回のアップデートでそれ以外のiPhoneとAndroidでも利用できるようになったらしい。というわけで、さっそく試してみた。
このアプリ、確か以前にVカツと同じタイミングでリリースされたんだけど、iPhone Xじゃないから使えずに放置していたんだよね。2ヶ月くらい経って、ようやく対応機種が増えたって感じなのである。
何をするアプリかといえば、アバターを作って配信するアプリということになろうか。まぁ簡単にVTuberになれますよって系統のアプリだ。だが配信先はYouTubeではなく、REALITYというところになる。でもREALITYに関してはよく知らないので、あまり言及しない。
サクッと使った印象では、パパっとアバターを作ってサクッと配信してねっていうアプリだと思う。先行したカスタムキャストやVカツは、どちらかといえばキャラメイクの楽しさを重視しているように思うけれども、REALITY Avaterは配信を重視しているっぽい。
デザインは、それぞれのパーツのパターンを選んで、それのカラーを指定するだけ。だから細かい形の調整とかはできない。でも、それがいいのだと思うのだけども、トラッキングで動かした時にモデリングの破綻がないというか、なかなか自然な感じで動いてくれる。そしてデザインそのものが破綻しない。Vカツなんかは細かくいじれるが故にバランスを壊しやすいんだけど、そういう心配がない。
REALITY AvaterをiPhone 7 Plusで使う
というわけで、REALITY Avaterの背景をグリーンにして、それをOBSに持って行ってクロマキーしてYouTubeにアップした動画を作ってみた。背景がグリーンバックにさえできれば、映像をMacに持っていけば、REALITYに限らず、いろんな場所で配信できるのだけれども、REALITY Avaterは簡単にグリーンバックに設定することができた。
Reality AvaterがiPhone X以外でも動くようになったので、さっそくiPhone 7 Plusでフェイストラッキングしてみたよ。
— くまかず (@kumakazu12) 2018年12月17日
音は入ってないけど歌ってる様子なんだ pic.twitter.com/89psJMyTiS
一応、目と口はカメラの前の人間をトラッキングして表示しているらしい。追従性はまぁこんなもんかなってレベルだけれども、Vカツとかは目のトラッキングが壊滅的なので(ずっと半目になってたりする)、こちらは十分に及第点だと思う。
それよりも上半身全体の揺れとか、頭の動きの再現性なんかが、かなり同種のアプリと比較して自然で使えるレベルにあると思う。歌っている動画とか、リズムに乗って身体が揺れるのとかが表現できる。カスタムキャストとかだとできないんだよね、そういう動きが。
ボイスチェンジはあいかわらずGarageBandのみで実施。ピッチは+6で、フォルマントを+5。この辺がベストな数値だと思う。あとは喋る人間のスキルだけ。バ美肉への道は遠い。
ちなみにYouTubeとかのカスタムサムネイルを作るのに、プレビューで頑張るのに疲れたのでPixelmatorを買ってみたのだけれども、とっても良い。良いとは昔から聞いていたんだけど、もっと早く買えばよかった。私みたいなアマチュアにはPhotoshopよりもPixelmatorで十分だと思えるくらいにいい感じ。
私が買った時はセールだったので1800円だったけど、今は元の値段みたい。