オリコンの2回目の合算ランキング(12月31日付)をチェックしてみる
先週からオリコンで発表されるようになった合算ランキング。従来のCDランキングにダウンロード配信とストリーミングでの再生数を加味してポイント算出、その合計でランキングを発表するというものである。12月31日付として2回目の結果が出たのでシングルランキングをチェックしてみよう。
オリコン週間 合算シングルランキング 2018年12月17日〜2018年12月23日 | ORICON NEWS
オリコン週間 シングルランキング 2018年12月17日〜2018年12月23日 | ORICON NEWS
左が合算ランキングで、右がCDランキング。
1位と2位は両者変わらず。ジャニーズに関しては一切の配信を行なっていないために、CDと合算のポイントが完全一致するというレアな存在。乃木坂もやはりCD依存が強いのが分かる。
順位が入れ替わっているのが3位と4位。これは配信力の差だろうか。このアイドルマスターはランティスが担当しているのでダウンロード配信だけは当日からやっているのだけれども、CDの方がやっぱり強いらしい。三浦大知はちょっと前からサブスクも全面解禁しているので、そこの数字もあって逆転といったところか。
5位と6位は両者とも同じ。SKE48もCD依存が極めて高いことが数字で分かる。6位の欅坂46は8月の発売って書いてあるのに、なぜこの位置なのか。調べりゃ分かるんだろうけれども、面倒なので調べない。
今週の合算ランキングは先週と違って、ここから下が結構動いているというか、CD側に枚数を稼いだ人がいないために、配信が強い人がTOP10に入ってきている。
合算7位のUruなんかはCDだと4393枚で16位である。10位のLemonもCDだと4093枚で18位なので、ダウンロード配信力で合算の10位に食い込んできてるわけだ。紅白にも出るらしいし、今後しばらく合算ランキングで目にすることも増えるかもしれない。
ちょっとストリーミングだけのランキングもチェックしてみよう
オリコン週間 ストリーミングランキング 2018年12月17日〜2018年12月23日 | ORICON NEWS
注目は7位のback number「クリスマスソング」だろうか。彼らは今、LINE MUSIC先行独占配信中なので、ストリーミングの集計はLINE MUSICだけの数字となる。それで694856回を1週間で稼いでいるのだから、他のサブスクにも出せば(2月の予定)もっと順位は上がってくる存在になるだろう。
それにしても、あいみょんばっかりなストリーミングランキングなのだけれども、そんなにあいみょん聴いてる人ってたくさんいるんですかね? いまいち流行ってる感が皮膚感覚として無いというか。自分がゾーンに入ってないってことなんだろうなぁ、これ。
というわけで2週目の感想としては、CDに強い曲がいない隙間週だと、なかなかランキングが動いて面白くはなりそうといった感じ。次回もまたチェックしていこうと思います。ネタ考えなくていいし。