ほどほどに、ほぼほぼ

「ほどほぼ」って呼んでね。なんとか毎日更新中

2019年は音楽ビデオの数字を注目したい

 

Lemon

Lemon

 

腰が痛い。なんだかぎっくり腰になりかけている状態というか、ぎっくり腰からの回復期にこんな感じだったなーみたいな状態です。歩けるので、なんとかこのレベルで踏み留まって悪化しないでほしい。切にそう願います。

 

ちなみに今日でブログの更新継続日数が100日らしいです。けっこう頑張れるもんですね。

 

というわけで、今日のネタはこちら

jp.techcrunch.com

 

2018年の音楽配信業界の数字が出たみたいですね。ストリーミングの数字がダウンロードを超えたのだとか。もっとも四半期ごとに既にこの傾向は出ていたので、年間通じて超えたっていうのは別に驚くことではありません。

 

数字的にはストリーミングが349億円に対して、ダウンロードは256億円だそうです。ストリーミングも349億円にまでなりましたか。プロ野球の人気球団よりも売り上げ的には上ですよ、頑張ったもんですねー。

 

ダウンロードの下降線は止まる気配はありませんが、もしかしたらハイレゾのおかげで若干ですが緩やかな下降になっているのかもしれません。ハイレゾの内訳はないので断言はできませんが、ハイレゾ始めた頃からダウンロードの下降が少しだけ緩やかになってますね。本当はハイレゾで上向きにしたかったんでしょうけど。

 

配信業界的な理想としては、ストリーミングも伸びて、ダウンロード(ハイレゾ)も伸びるだと思うんですよね。ストリーミングが従来のラジオとかテレビの音楽番組が担っていたような音楽との出会いを担当して、ダウンロードかCDでの購入に結びつけると。

 

ただ、人間の心理として、既に体験できているものに追加でお金を払いにくかったり、ストリーミングからダウンロードやCDへ移動した時の音質差もあまり向上したと誰もが思えるほど差がなかったり。なのでストリーミングがただ拡大するという流れになっているのだと思います、今の所は。

 

CDもただのチケットやグッズに成り果ててる感ありますしね。そういうのを嫌ってダウンロード派になってた人が、この3年半でストリーミングに移行が進みつつあるということなんでしょう。

 

ところで、ストリーミングの内訳の中の「広告収入/音楽ビデオ」の29億6800万年ってのがおそらくはYouTubeなんだと思うんですけど、あんだけ音楽業界への影響力持ってますぜみたいな感じでオラついてるのに、売り上げ貢献的には微妙というか・・・。サブスクの1/10レベルじゃないですか。これは音楽業界も文句言いますわ。

 

「広告収入/音楽」の3億3600万円ってのはSpotifyですかね。広告収入な音楽サービスだとSpotifyの無料と、YouTube Musicの無料くらいだと思いますし。YouTube Musicは11月半ばスタートだし。結構少ない。というかSpotifyだと自社広告ばっかりだったので、持ち出しじゃないですかね、これ。

 

サブスクリプション/音楽ビデオ」が5億3100万円ですけど、これは2019年は一気に伸びるでしょうね。Apple Musicをはじめとして、各サブスクリプションが一斉にミュージックビデオに対応してくるはずです。ですから、来年の「サブスクリプション/音楽ビデオ」と「広告収入/音楽ビデオ」の項目比較をすると、なかなか興味深い結果になるんじゃないかと思います。

 

というわけで、2019年は音楽ビデオの数字に注目していこうという話でした。ではまた明日!!

 

腰が治るかな