ほどほどに、ほぼほぼ

「ほどほぼ」って呼んでね。なんとか毎日更新中

英国HMVの破綻と日本の音楽界をだらだらと

 

ここ数日、なかなかネタをひねり出すのに苦労しているというか。1ヶ月半くらい毎日書いていると、そろそろ引き出しが尽きてくるっていうか。そこをなんとかするのが訓練なんだ、練習なんだと言い聞かせて頑張るつもりなんだけれども、まぁなんとか文字をひねり出していこうと思う。

 

blog.livedoor.jp

 

もう一個のブログの方にアニソンサブスク界での今年の十大ニュースというのを勝手に選んで書いてみたんだけれども。

 

アニソンに限らず一般音楽界においても2018年は一気にサブスク解禁が進んだ1年だったと思う。ミスチル椎名林檎、SPEED、コブクロ、ポルノ、ユニコーン井上陽水、他にもパッと思い出せないくらいに、たくさんたくさん解禁された。

 

あと未解禁なのはB'zなどのビーイング勢、サザン、ラルクaikoチャゲアス安室奈美恵、あとジャニーズ。ジャニーズはちょっと絶望だけれども。アメリカみたいに日本の音楽界も年間TOP100のほとんどがサブスクで聴けるようになる日も少しは近づいてきただろうか。

 

オリコンの合算ランキングを見ても、サブスクに出してもCD売り上げが減るっていう現象は全く感じられないわけですよね。むしろ違う層がサブスクで聴く感じになるのでファン層の拡大にしかならない。もっとサブスク解禁しましょう!

 

headlines.yahoo.co.jp

 

英国ではHMVが経営破綻というニュースが流れてきた。一方で日本のCD市場は今のところ、サブスクが台頭してきたといはいえ、未だ対等な関係とは言えず、盤石な気がする。

 

なぜ日本ではCDが未だに強いのは何故だろうと考えてみる。握手券、チケット申し込み券、シリアル。音楽と関係ないものを目的としていてグッズと化しているっていうのもあるけれども、そこを差っ引いて考えても、モノにこだわる人が多いように思う。

 

なんだろうね、付喪神信仰みたいにもともとモノに対する執着が強い傾向が強いってことなんだろうか。

 

私なんかは純粋に音楽部分にしか興味がないので、ブックレットとかパッケージ的なものへの執着はゼロなんだけれども、日本人はむしろそこに価値を見出す人も多いように思う。全部をひっくるめて初めて作品が成立するというように。

 

まぁその割にジャケットデザインした人の名前言える?とか聞くと、そこまでは把握してなかったりするわけで。まぁモノとして持っていると安心するっていう感じなんだろうか。

 

あと思い過ごしかもしれないけど、なんかCDのようなフィジカルパッケージを購入することが、ファンであることの証書みたいになっていることってないですかね? ストリーミングとかダウンロードで買う人はファンとしての信仰度が足りないみたいにCD派の人って思ってたりしません?

 

CDもデジタル規格で30年以上も現役というのがすごいというか、残念に思うというか。人間の耳には44.1/16というスペックで必要十分だったのかもしれないけど、それ以上のハイスペックなメディアが全く世に受け入れられなかったという事実にちょっと「人間」というスペックにがっかりした感は個人的にあったりする。

 

神様、もうちょっと聴覚も鋭敏に作れませんでしたか? 視覚はSDから2K、4K、8Kと解像度上げていってもそこそこ違いが分かるじゃないですか。なんで聴覚はポンコツにしたんですか?

 

なんか親の世代に生み出されたものがずっと主役を張ってるってのも、子の世代としては何も生み出せていないようで悔しくなりませんか? うーん、こういうひねくれた想いを抱く方が珍しいんだろうなぁ、きっと。

 

CDって処分が面倒なんだよね、売るにも捨てるにしても