音楽サブスクはレーベルで考えよう
ネタがないなぁと困っていたら、日付が変わった瞬間からNBCユニバーサルというレーベルがサブスクへの音源提供を解禁してしまって、そのチェックでブログを書くどころではなくなってしまった。でもサボるのも気持ちが悪いので、ネタとして書かせてもらおうと思う。
サブスクを使い始めた人の感想として「誰々の曲が聴けない」というのがある。まぁそれは概ね間違ってはいないのだけれども、もう少し正しく認識した方が効率よく聴ける曲が分かるようになる。
それはレーベルで考えようということだ。聴きたいアーティストの所属レーベルを考えてみる。聴けないなーと思っていたらレーベルごと全員聴けないなんてのがザラにあるのだ。
冒頭で述べたNBCユニバーサルなんかがその例で、ここに所属していたアーティストは総じてサブスクでは聴けなかったのだが、一夜にしてみんな聴けるようになってしまった。NBCユニバーサルさん、ありがとう!
ただこの考え方は全てのパターンに当てはまるものではない。例えば、aiko。どこのサブスクでも聴けない。彼女の所属はポニーキャニオンだが、ここのレーベルは別にサブスクに冷淡という訳ではない。だから、なぜaikoがサブスクで聴けないのかといえば、これはアーティストサイドに理由があると分かる。
例えば、星野源。彼はビクターの所属だが、ビクターというレーベルはサブスクに積極的ではないということはない。むしろ出している方だと思う。でも星野源は出さない。これもまぁアーティスト側の意向なのだろう。本人の意向とは限らないけど。
例えばB'z。彼らはビーイング所属な訳だが、これはビーイング全体がサブスクに出していないので仕方ない。ZARDも聴けない。久しぶりにWANDSとか聴きたいけど聴けない。ビーイングさん頼みますよ。
そんな訳で、サブスクでアーティストが解禁になるパターンとしては、レーベルごと一気にというケースと、アーティストごとでというケースがある訳だ。レーベルが出しているのに、アーティストが出してないっていうケースは、そのアーティストの記念日的なタイミングで解禁されることが多い。
ミスチルとかSPEEDとかデビュー絡みの日に解禁となっている。何十周年とかのタイミングなんかでも解禁になったりする。でもやっぱりサザンのように40周年という絶好のタイミングでも解禁しなかったり。桑田さん、頼みますよ。
サブスクの有料会員になったのに、聴けないアーティストがいたらガッカリしてしまうのは人情だけれども、誰が悪いのかといえばApple MusicでもSpotifyでもAWAでもLINE MUSICでもAmazon Music UnlimitedでもYouTube Musicでもない。サブスク事業者は音源出してくれる人はウェルカムで迎え入れるからである。
つまり聴けないのはレーベルかアーティスト自体が悪い。
だからサブスク事業者のことを悪くいうのはやめよう。サブスクで聴きたいのなら、そうアーティスト本人に伝えた方がいいのである。
ただし竹内まりやのAmazon Music Unlimited独占や、back numberのLINE MUSIC独占であったり、独占配信系は「お前んとこの営業努力が足りんのと違いますか?」とか契約している事業者に文句の一つも言ってやった方がいいと思う。独占はあまり幸せを呼ばないと思う。