ほどほどに、ほぼほぼ

「ほどほぼ」って呼んでね。なんとか毎日更新中

おかえりなさい、YouTubeさん

 

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今日の前書き

ここ数日の著作権周りのいろんな人の発言を眺めていて、ずっと抱いていた違和感の正体がさっきウォーキングしてたら分かったんですよね。本質的な議題は幹の部分にあるのに、枝葉を見て反対してる人がいるんですよね。

 

例えば、恣意的な運用ができていくらでも別件で逮捕できるとかいう指摘です。こういうことを言ってる人でも、「私的利用は合法なんだから」とか平気で言ってくるんですね。おい待てと。

 

私的利用の複製に制限を加えましょうってのが発端な訳です、この話。だから、そもそも制限を加えるなよっていう考えの人は、この点において反対意見を述べないとおかしい。別件逮捕できるから反対ってのは、私的利用複製に制限を加える部分はOKしてることになりませんか?

 

つまり多くの人は話の内容を上流から下流まで並べて精査して熟考して発言なんてしてないんです。目についたとこだけパッと反射で話しているだけ。そんなもんですよね、社会って。

 

さて、前書きで字数を稼いだところで、今日の本題は「おかえりなさい、YouTubeさん」です。

 

 

 

今日の本題

日本で YouTube Premiumがスタートしたのが2018年11月14日です。その日から YouTube Premiumの無料体験期間が3ヶ月設けられました。つまり3ヶ月が経ったということです。

 

このブログでも何回か YouTube Premiumに関しては書きましたけど、総じて批判的というか懐疑的というか、まぁ満足できないサービスだなって結論になっていました。よって、継続しないでそのまま解約となったわけです。

 

話はちょっと戻りますが、無料体験期間が3ヶ月だったのは11月中だけだったみたいで、12月入ったら1ヶ月無料体験に大幅短縮になってたんですよね。YouTubeほどの大企業が、なんかセコいなぁと思うしかありませんでした。

 

 YouTube Premiumの月額1180円のコアとなるサービスはYouTube Music Premiumですよね。ここが月額980円相当の内容があれば、全体として1180円でもまぁ納得できるはずなんです。ところが、このYouTube Music Premiumは他社サブスクリプションと比較しても、どうにも機能が足りない。

 

秀でているところといえば、YouTubeの動画と混ぜ込んで再生できたり、YouTube側の動画を音だけで再生できますっていう部分だけ。

 

まぁ動画が強いはずなんですけどね。現実的にはApple Musicだとフルバージョンが提供されているミュージックビデオが、YouTubeにはもともとあったショートバージョンしかないとか、そんな強みが弱みになっちゃってる部分もあります。

 

3ヶ月待ってみても結局、ジャンルごとのページができませんでしたしね。CDショップの棚割りがジャンルで別れてないなんて考えられないでしょう? YouTube Musicはそれをやっちゃってるんですよ。

 

Apple Musicだったらサントラ聴きたいなーって思ったら、サントラのジャンルを開けばいい。でもYouTube Musicにはそれがない。検索で探せと? そりゃ聴きたいものが明確にわかってりゃいいですけど、音楽ってそんなもんばかりじゃないでしょうに。サービス作ってる人、音楽好きなのかな? 疑問です。

 

で、ノーマルのYouTubeに戻ると広告が復活するわけです。

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YouTubeアプリのホーム画面の広告

アプリのホーム画面。すごい広告量ですね。こんなに広告入ってたっけってくらい広告が表示されています。ファーストビューのいちばん上は絶対に広告になってますね。かつてアドセンスではモバイルサイトのファーストビューにレクタングル(大きな広告)は入れちゃダメって言ってたのに、自ら率先してやるなんて・・・。

 

この広告どのくらいの間隔で入っているのか数えてみました。6個ごとに広告が入ってますね。なかなかのボリュームです。加えて再生時にも広告が出てくるわけですから、広告ゼロで3ヶ月過ごしてから復帰すると、相当なストレスがありますよね。

 

もともと前にどこかで読んだYouTubeの人のインタビュー記事で、ストレス戦略って感じで徹底的にユーザーにストレスを与えてPremiumに誘導するのさ、ハハハ!みたいなことを言っていたのを読んだ記憶があります。

 

この辺は無料部分の基準ラインがちょっと違うだけで、思想そのものはニコニコと一緒だなと思いました。

 

バックグラウンド再生ができないのも久しぶりです。アプリを裏にすると音が止まるの新鮮に思えますね。すぐに慣れると思うんですけど。結構、今のYouTubeのコンテンツって聴覚だけ残しておけば成立するような、動画サイトとしては手抜きっぽいものが溢れているので、バックグラウンド再生は欲しいんですよね、本当は。

 

機能ごとに細かくオプションで払わせてくれませんかね?

  • バックグラウンド再生 150円
  • 広告カット 150円

こんくらいの感じで。ちなみに裏技ってほどじゃないですけど、ノーマルなYouTubeでもAppleTVとかにAirPlayで出していると、その間はスマホは他のアプリも使えます。バックグラウンド再生できちゃうんですよね。

 

AmazonとかGoogleのキャストで同様なのかはわかりません。持ってないので。持ってる人はできるのかどうか教えてください!

 

というわけで久しぶりにノーマルなYouTubeを使った話でした。また、明日!

 

久しぶりに広告が出るのを見ると、なんか著作権的に怪しいものに広告ついてるなーと思うのだった