ふゆーチューブの急上昇常連さん
めっきり冷え込んできて、ついこないだまで酷暑だったのが嘘のよう。あれは幻だったのだろうか。そんなことを考えてしまうほどに寒い。とても寒い。もう11月も終わりに近いのだから当然である。秋というよりは、もう冬だ。そんなわけで今日も文字をひねり出して参りたい。
日本もすっかり自宅にエアコンが当然という時代に入って長い。ところが私は実家を出て以来、エアコン付きの部屋に住んだことがない。あえて備わっていない部屋を選んでいるわけではないのだが、結果として付いてないことが多いのだ。必須条件にエアコンを入れてないのだ。
エアコンがないと当たり前だが、夏は暑いし、冬は寒い。だけど考えて欲しい。結局は体感できる範囲が涼しかったり、暖かかったりすればいいだけであって、部屋全体の温度コントロールをするのは、少々無駄がすぎないか(強がり)。
そこで湯たんぽである。
電気あんかも候補なのだが、今年、30年ものの電気あんかを通電したら、あったかくならない。スイッチ入ってないのかといじっていると、ほのかな焦げ臭さと共にケーブルの奥で発光し始めた。古い電気製品には注意しよう。
湯たんぽには、そういった通電での事故が発生し得ないところもオススメ度が高い。湯たんぽを布団の中に入れておくだけで幸せ度のステージが急上昇である。湯たんぽを知らないで冬の夜を過ごしている人は人生を損していると言ってしまってもいい。湯たんぽだけでハッピーになれるのである。
オススメはカバー付きで、直火にかけられるタイプである。やかんでお湯を沸かして湯たんぽに移すとか面倒なので、湯たんぽごとコンロにかけて直火で加熱。これが最高に楽で早い。カバーに入れて布団に突っ込んでおけば朝まであったかい。最高である。
カバーというか、袋は必須である。買うときにはカバーつきを選んで欲しい。これがないと当たり前だが火傷する。逆に言えば袋さえあれば、中身が沸騰したお湯でも問題ない。むしろ熱くて最高である。温熱療法感も出てくる。
ところで湯たんぽというと、冬場に活躍するものという思い込みはないだろうか? エアコンのない我が家では、真夏にも活躍する。湯たんぽを冷凍庫に突っ込んで中身を凍らせてしまうのだ。
そして袋に突っ込めば、程よい冷たさの氷たんぽとなる。これがなかなかいい。湯たんぽカバーは厚手なので水気も吸い取ってくれる。中身が溶けてきたらカバー取ってしまえば、わりと長い間、涼を楽しめる。金属ボディそのものが冷たいし。
このように夏にも冬にも大活躍の湯たんぽ。最高なのはなんといっても安いことである。モノ自体が安いのは当然のこととして、運用コストも安い。それであのハッピー感が得られるのだから、これはもう買うしかない。持ってないのはもったいない。むしろ国が配れ!
私が実際に2012年から使っているのは以下のモデル。加熱するわ冷凍するわの過酷な運用によく耐えてくれている。