ほどほどに、ほぼほぼ

「ほどほぼ」って呼んでね。なんとか毎日更新中

24時間バンドリ観ながらリアルライブはVTuberと差別化できる武器だなって

f:id:kumakazu12:20190103201746p:plain

昨年は12時間だったけれども、今年は24時間もやるというバンドリTVさん。スマホゲームのガルパが大当たりしたことによって、BanG Dream!プロジェクトもアニメ1期で死にかけたところが息を吹き返して、2期、3期、ミニアニメと勢いは増すばかり。

 

そんなわけで24時間ずっと観ようかなと思ったけれども、よくよくタイムテーブルを眺めてみれば、観たことのない新規映像はそんなにないと気づく。まぁ確かに24時間分を事前収録で埋めようとしたら、スタッフも演者も死んでしまうだろう。ブシロードは1.4のプロレスも抱えているし。

 

その1.4東京ドームのプロレスだけれども、今年の冠スポンサーはガルパになっているということで。これはある意味でBanG Dream!の東京ドーム公演なのではないかと思わなくもないのだった(たぶん間違ってる)。

 

話は24時間の方に戻るのだけれども、新規映像の中にはなかなか興味深いものもあったりして、個人的にはなかなか面白かったなと思う。まだこれを書いている間も放送中なんだけれども。

 

それにしてもMXテレビとは言え、一つのコンテンツで24時間ジャックできてしまうんだなって。これいくらMXに払ったんだろうって。途中にニュースとかは挟んでいたけれども。まぁMX側も自前で用意する手間とコストが省けて、都合がいいのかもしれないね。

 

BanG Dream!の2期アニメなんかも1話は毎日再放送するらしくて。すごいよね、毎日1話がテレビに流れるわけですよ。レコーダが番組名で拾うタイプだったりしたら、毎日録画しちゃって大変だよ!!

 

年末にあれこれVTuberの映像とか配信を観ていて、アニメ声優とVTuberの中の人と、要求されるスペックの違いってなんだろうなって考えてたんだけれども。なんかVTuberの方が容姿以外の部分は要求値が高いんじゃないかって思ったわけですよ。

 

ピンでのトーク力、コラボしたときのトーク力、歌唱力、ダンス、ネタの企画力など。演者でありながら作家的な能力も要求されるというか。大変だなーって思うわけですよ。

 

アニメ声優って顔は最近美人さんが増えているけど、パフォーマンス的にはみんな平均値はいいけど、突出したものを感じないというか。良くも悪くも無難な人が増えた感じで、ちょっと面白みが足りないかなって。

 

そう考えてたときにBanG Dream!ですよ。声優にリアルライブをさせるというのは、偶然にもVTuberとの絶対的な差別化要素として働くのではないかと。VTuberは歌ってみた系は成立するけれども、楽器系は残念ながらそれっぽく見せるしか無理じゃないですか。楽器をバーチャルで表示しても意味ないんですよ。

 

2018年にVTuberが盛り上がるなんて、BanG Dream!を着想した時点での木谷さんが予想し得るはずもなく、本当に偶然だとは思うんだけど。でも結果として突如として現れたアニメ業界と可処分時間を奪い合うライバルとなり得るVTuberとの差別化を図れる武器をBanG Dream!プロジェクトは根幹部分として持っていたわけで。

 

ブシロードってYouTubeとかでもあれこれやっているし、生き残るための嗅覚とかその辺りは本当に侮れないなーって思うんですよね。自社でコンテンツ作れるってのは強いですよ。所属声優が他社作品にあまり出なくても自社作品で食っていけるなら、雇用される方はそっちの方が安定してていいと思うんですよね。

 

そんなわけで、思っていた以上に楽器演奏は武器になるという話でした。

 

とはいえ、もっと安心して聴ける演奏をお願いします。