恋のビギナーなんです(T_T)
山口理恵が声優業を引退するそうである。まとめサイトで知ったのだが、案の定「誰だよ」という反応が多くあった。
しかしこのニュースを見た時に、名前でだれ?とはならなかった。すぐに分かった。
この曲の人である。
「これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド」のED曲。
いやしかし、この曲の人だということしか頭には浮かばなかった。でも誰かの頭に記憶されている仕事をしたということは立派なものだと思う。
お疲れ様でした。
む、短い。さすがに短すぎる気がする。ブログなんだから尺が決まっているわけではない。短い日があってもいいとは思うのだが、「はてなブログ」というのは書いていると右下に文字数がカウントされている。
なにかもっと書かなければならないようなプレッシャーを感じる。仕方ないのでもう少し書き進めてみることにする。
「恋のビギナーなんです(T_T)」はED曲だったが、OP曲は
「*** パショナート」である。この曲も好きだった。なんだかんだでこれゾンの主題歌は好きだったらしい。
野水いおりはコンスタントにOPEDの仕事をしていたように思うのだが、ここ最近はそれもあまり印象にない。
いや調べたら仕事していた。自分がその作品を観ていなかっただけである。すいません。人間は全方位に興味と関心を常に全開で向けることは不可能である。
せっせと頑張っていても観察されていなければ存在していたとはみなされない。みなし残業はやめていただきたい。
だから。
声優が引退するっていう時に「誰?」という反応をしてしまうことがあることを責めてはいけない。責めるのは苦というものである。
誰にでも知らないものはある。ただ、その知らなかったということを、敢えてアピールする必要があるかどうかという問題がそこにあるだけである。うっかり「知らない」なんていったら「そんなことも知らないのか」と思われてしまうリスクがある。
そっと黙って、そっとあとで調べて納得しておくのがベストではないか。
間違っても「知ってる方がおかしい」という反応をしてはいけない。どう考えても「知ってる」方が「知らない」よりも困る場面は少ないのだから(すべてではないが)。知ってる人はそれなりに労力を払っているのだ。
さあ未来の「知ってるよ」のためだけに、エンドロールのキャストの名前を隅々までチェックして覚えておこう。きっと将来、役に立たないけど。